サッカーのワールドカップを見ながら「自分もあんな風に足でボールを
自由にあやつれたらな~」と考えている人も多いと思います。
テレビで見るような華麗なプレーは無理だとしても、リフティングならどうでしょう?
ボールさえあれば今からでもすぐに練習ができますね。
最初は基本から。
ボールを蹴ったことがない初心者は、体を折り曲げたまま膝を高く上げて
蹴ってしまうことが多いのですが、それではボールがあちこちに行ってしまいます。
まず一回目のキック、これをきちんと蹴ることを覚えましょう。
最初にボールが当たる足の場所を確かめます。
蹴る前に両手でボールを持って、足の甲の真ん中あたりに
ボールを押し当ててみます。
「甲の一番高いところ。ここで蹴る」と覚えてください。
この部分で蹴ればボールはあまり回転しない。
他の場所、例えばつま先に当たって蹴ってしまうと
回転がかかってどこへ飛んで行くかわからず
連続で蹴ることができなくなってしまいます。
それでは、次は両手で持ったボールを上に蹴ってみます。
甲の真ん中をしっかり当てることを意識して。
蹴ったら両手は前へ伸ばして、ボールをキャッチします。
この時のポイントは、蹴らない方の足は、膝を軽くまげます。
軸足をまげることによって動きがスムーズになり
蹴る強さも加減できます。
一回キックがきちんとできるようになったら、2回続けて蹴っては
キャッチします。
この時、体は前へまげずに起こしたままで蹴ります。
ボールをよく見て、きちんと甲の真ん中にボールが当たったか
確かめましょう。
効果的な練習方法として、二人で組んでするのもオススメです。
3~5メートル程離れてお互いに相手にボールを軽く投げ
投げてもらった方は、足の甲に当てながら手をそえてキャッチする。
その時、ボールが甲の真ん中に当たっているか?
軸足の膝が伸びきっていないか?などをお互いに
チエックしましょう。
正しい位置でキャッチできるようになったら、次はお互いに
投げたボールを相手の手元に蹴り返してみましょう。
甲の真ん中でちょうど良い強さで蹴ることができれば
相手も取りやすいでしょう。
地道な基本練習ですが、これがしっかりできるようになると
上達も速いでしょう。
毎日新聞の記事より引用