誤嚥性肺炎を予防する体操

高齢者向け

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)というのは、食べ物などを
誤って飲み込んで、気管に入ってしまい肺が炎症をおこす病気です。

高齢になるとどうしても飲み込む力が弱くなったり
誤って気管に入ってしまった時にも、外に押し出す力が
弱まってしまい誤嚥をしてしまいがちです。

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食べ物や唾液にふくまれる細菌は、肺炎の原因にもなるので、奈良県や
他の医療機関でも飲み込む力や、食べ物を外に出す「むせる力」を
高める体操を考えてホームページや動画サイトで公開されています。

久喜すずのき病院のおいしく食べよう体操

こちらは奈良県が開発した「なら健康長寿体操(仮称)」
7月10日まで愛称を募集中です。

奈良県ではこの体操による効果を示すデータも出ているそうです。

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それによると、昨年10月~今年3月の期間で専門の機器を使い
体操を実践した約130人の「むせる力」を測った結果
「むせる力」の数値が2割近く向上したそうです。

考案者の方は「続けていれば身体機能は確実に上がるので
出来る範囲で取り組んで欲しい」と話されています。
この体操は椅子に座ったままでもできるので
ご家族も一緒に実践してみてはどうでしょう。

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