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葉酸は緑茶からとるのが効果的|認知症予防にも効果がある可能性

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rp_0-08-150x150.jpg妊娠初期に葉酸が必要だといわれていますが
アルツハイマー病の患者さんも、血液中の葉酸濃度が
低いことが知られています。

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2008年のアメリカ人(平均年齢76歳)約6000人
を対象にした調査では、食事で葉酸を多くとっている人は
アルツハイマー病にかかる率が、通常量の人よりも
30~50%も低いことが報告されています。

2010年には、動物実験でアルツハイマー病のマウスの葉酸が欠乏すると
アルツハイマーの原因となるアミロイドベーター(脳の中のたんぱく質)が
増加することも報告されました。

このように、食事から葉酸を多くとることで
ボケの予防になるという調査結果が発表されています。

でも今の所、葉酸をサプリメントや薬でとっても
残念ながら、ボケの予防になるという結果は出ていないそうです。

これの理由を考えていくと、ほうれん草などの黄緑色野菜には
葉酸の他に、葉酸の効果を後押しするビタミンB2、ビタミンB6等が含まれていて
これらビタミン類や食物繊維が相互に作用しているのでは、と考えられています。

今までに野菜や果物には、がんやボケを予防するという
たくさんの結果は証明されていますので
今葉酸をとるために一番おすすめできる方法は
黄緑色野菜や果物などの食品から葉酸をとることです。

中谷一泰のがんとボケの予防より一部引用

また他の報告では、地中海食といわれる、果物、緑黄色野菜、穀物
豆類と、オリーブオイルを使い、魚を中心に食べ、肉や卵は少量という
地中海周辺地域の伝統食が認知症の予防には有効とされているそうです。

これらの中に含まれる中心的な栄養素が、DHAやEPA、そして葉酸です。

今現在の日本人の葉酸の推奨量(日本人の食事摂取基準)は
240マイクログラムですが、地中海地域に住む人は緑黄色野菜をよく食べるため
食事からはおよそ500マイクログラムの葉酸をとっているといわれています。

さらには、葉酸はアルツハイマー型認知症だけでなく
脳血管にも働くことから、脳血管性の認知症も予防できる可能性もあるそうです。

ここで認知症予防にはどれくらいの葉酸をとれば良いのか?というと
認知症予防で必要な葉酸の摂取量は400マイクログラム。
推奨量の240マイクログラムよりも160マイクログラムほど多く必要です。

これだけ多くの葉酸を効率的にとる方法として、緑茶を飲む事を
すすめている方がいらっしゃいます。

女子栄養大学副学長・栄養科学研究所所長の香川靖雄氏で

香川氏によると、葉酸が含まれている野菜の代表として
ほうれん草があげられますが、100g中に200の葉酸が含まれていますが
葉酸は水溶性のため、ゆでると半分の量に減ってしまいます。

それに対して緑茶では、溶け出したお湯を飲むわけですから
大変効率的です。
緑茶1杯約100ccで、150マイクログラムの葉酸がとれます。

この際に注意として、いれたての緑茶を飲むのが大切です。
日光に当たると葉酸は分解してしまうからです。

同じ理由で、ペットボトルの緑茶では葉酸をとることは期待できません。

緑茶の中でも特に玉露は、日光に当てない茶葉なので
葉酸が多く含まれています。

認知症予防以外にも、高齢者にはさらに多めに葉酸を
とったほうが良い理由があります。

多くの高齢者に見られる萎縮性胃炎胃という症状で
胃の粘膜が慢性的に炎症を起こしているものですが

そのような状態では、食べものから葉酸を体に取り込むために
必要な酵素のペプシンが分泌されにくくなっています。

週刊朝日  2014年8月15日号より一部抜粋

こうして多くの報告を見ていくと、葉酸が脳に与える影響は
とても大きいといえます。

そして、サプリやお薬では、効果が認められていないという
現在の状況では、毎日の食生活がかなり重要な位置を占めていると
いうことに気づきます。

あなたの体はあなたの食べたもので出来ている!

この言葉を忘れないようにしたいものです。

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