NHKのあさイチ!で魚焼きグリルの実力!という特集がありましたが
お魚だけ焼いていたのではもったいない、というより万能調理器と
言えるぐらいのお役立ち器具なんですね。
以前にもこの番組では、魚焼きグリルで食パンを焼くと
美味しくなる、と紹介されていたので
それ以来グリルではトーストに使っていましたが
今回の番組で魚焼きグリルの能力を再認識しました。
何と言っても一番の魅力は、短時間で庫内の温度が
最高400℃近くまで上がるということ。
おそらく台所にある器具の中でも最高温度がでる物でしょうね。
これなら分刻みで時短料理が作れますし、火を消しても
5~10分ぐらいは庫内の温度は高温のままなので
予熱を使えば焦げずに省エネにもなります。
今の暑い季節には、短時間で調理できるのは嬉しいことです。
紹介されていたレシピの中ですぐに出来そうなのがゆで卵です。
焼くので本当はゆで卵ではないのですが・・・
出来上がりはゆで卵でした。
作り方を簡単にいいますと
ペーパータオルに生卵を包んで水の入ったボウルに
ちゃぽんとつけて、それをアルミホイルで包んで
魚焼きグリルで9~13分焼くだけ。
加熱時間は両面、片面グリルで変わってきます。
他にはおつまみ類。枝豆もゆで卵と同じ要領で
ペーパータオルに入れて、塩と水を少々加えて
アルミホイルで包んで予熱した魚焼きグリルで
約6分焼く。(時間はグリルによって変わってきます)
魚焼きグリルの庫内は小さく見えますが
一人分のおつまみや、お弁当のおかず作りには
何品も同時に、しかも短時間にできあがるので
忙しい朝には大助かりだと思います。
魚焼きグリルの汚れ防止の解決方法
魚焼きグリルの便利さや時短料理も作れる反面
今まであまり使われてこなかった理由の一つに
後片付けの面倒臭さがあると思います。
魚を焼いた後に、油でギトギトした網やトレイを洗うのは
おっくうなものです。
つい後回しにしてしまいます。
番組の中でもそのお悩みの解決方法がいくつか紹介
されていました。
管理栄養士の佐藤秀美さんの解決方法は
「魚を焼く時に魚に少々の酢をふりかけて、それを手で
魚全体に広げ伸ばしてから焼く」
これは酢で魚表面のたんぱく質が固まって
くっ付きにくくなる為だそうです。
それと焼く前にはグリルを数分予熱しておくと
魚を入れた時に熱でたんぱく質が固まり
酢と同じようにくっ付きにくくなるという事です。
酢は高温で焼くので、すぐに蒸発してしまうので
魚が酸っぱくなる事はないそうです。
そして使い終わったらトレイに水を入れておく。
これで少しは汚れが付くのを防げますが
やはり一番良いのは、使ったら必ず洗う!
これに尽きると思います。
同じ佐藤秀美さんのコメントですが
「みなさん炊飯器のお釜は必ず洗いますね。
それと同じように、洗う物だと思うようにすれば
良いんです」とおっしゃっていました。
確かにそうだな・・・と。
最近は魚焼きグリルが原因の火災が増えているそうです。
油の残ったグリルに引火して、というもの以外にも
魚焼きグリルのタイプにも色々あって、トレイに水を入れる物
水なしでも使える物。
火災原因の一つに、水を入れるタイプのグリルで
水を入れずに使った為というのも多いそうです。
「魚焼いても家焼くな」・・・こんなことわざありましたね
便利な魚焼きグリル。
正しい使い方をして、うまく使いこなしましょう。
魚焼きグリルの便利グッズで簡単後片付け
焦げ付き汚れや油ギトギトを少しでも少なくする為のグッズも
色々出ています。
グリル専用の物ではないのですが、100円ショップで見つけた
焼き網。
これを敷いておくと小さい物(ししゃもとか)も
下に落ちずに焼けます。
プレート類もグリル専用の物がホームセンターにありました。
溝があって油が直接焼いた物に付かずダイエットにも
良さそうです。
他にもミニフライパン型やステーキ皿のような形の物。
出来上がったらそのまま食卓に出せるので
食器洗いも少なくて済みますね。
探すとまだまだたくさんありそうです。
万能調理器ともいえる魚焼きグリル。
タイマーと予熱を利用して、時短料理で暑い夏も
しっかり食べて夏バテしないで乗り切りましょう。