今が旬の白菜を使って、おいしいお漬物を作りたいと
いつも考えていましたが
何回作っても、葉先と茎の部分の塩加減が違って
おいしく出来ませんでした。
ずっと前に録画していたNHKの「きょうの料理」の
「ポリ袋で白菜漬け」というのを見つけて
さっそくやってみました。
結果は「売っている物みたいに美味しい!」でした。
くわしい作り方はこちらのページで。
最初は番組と同じように、白菜4分の1個で作りました。
作る上でのポイントは”重さを必ず量る事”だそうです。
まず白菜4分の1個を縦に半分に切って、切り口を上にして
室内で2時間ほど干しました。
この季節は暖房を入れているために、案外短時間で良い具合に
乾いてくれました。
葉先がちょっと持ち上がってくるぐらいでOKです。
ここで1回めの計量です。
この白菜の重さの3%の粗塩を使って、白菜の茎の部分一枚一枚に
塩を入れていきます(ここでは3分の2ぐらいの量を使います)
全部の葉に入れ終わったら、残り3分の1の塩を白菜全体にまぶし
ジッパー付きのポリ袋に入れます。
この作業は大きめのバットなどの中ですると
こぼれた塩も最後に入れやすいのでおすすめします。
(バットの中にこぼれた塩も、分量に含まれますから)
このポリ袋の口を閉めて、もう一枚大きめのポリ袋に入れると
万が一水分がこぼれても安心です。
ここまでで一次漬けは終わりです。
これをバットの中に入れて、上から白菜の2倍ぐらいの重石を
乗せて直射日光の当たらない場所で、約一日置きます。
番組では粗塩が溶けやすいように、呼び水として
塩をまぶした最後に水を少し入れていましたが
水は無くても一日たつと、たっぷり水は上がって来ていました。
重石は、白菜の上にお皿とその上に約一キロの砂糖を
使っていました。
量る必要もなくて、良いアイデアだなと思います。
ストックの砂糖や塩がある人はぜひお試しください。
一日たって水が上がって来ましたら、ざるに移して
水分を少し絞って本漬けを始めます。
ここで2回めの計量です。
水分が出ているので、少しかさも減ってぺちゃんこ状態だと
思います。
この重さの0.5%の粗塩を、1回めの時と同じように
葉の一枚一枚、茎部分に入れていきます。
この時に葉先を食べてみて、塩加減をみます。
私の場合は、少し塩辛く思ったので
水を少し入れて調節しました。
1回めと同じようにジッパー付きポリ袋に入れて
この時に、5センチ四方の昆布と、種を取った赤唐辛子を入れて
その上からポリ袋に入れて、上に重石をします。
この状態で水が上がってくるまで3日ほどかかりました。
後は冷蔵庫で保存します。
すぐに食べられますが、冷蔵庫では1週間ほど保存できます。
1週間してから食べましたが、程よい酸っぱさで
旨味が出て、満足な出来上がりでした。
この後、年末用に白菜をたくさん買い置きしてあったので
1株まるまるお漬物にしました。
1株でも4分の1ずつ漬けていくので、場所も取らずに
手軽に漬けることが出来ました。
これからはこの白菜漬けが、わが家の定番になりそうです。